日付、時間:Sun Mar 5 21:06:21 Japan 2000
氏名: 岡
所在都道府県:東京
職 業:その他
年 齢:38歳
性別: male
質問:
歯科金属アレルギー、ガルバニー電流についてのTV放送があり、自分の異種金属
使用と2年前突如発症し、治らない手の皮膚炎についてお尋ね致します。(金歯、銀歯のクラウン
を数個入れています。)
セラミックとチタンが、最もアレルギーを起こす可能性が低いという事でしたが、私もパッチテストで
ほとんどの歯科金属に何らかの反応が出た為、歯科で奥歯クラウンのチタンへの変更を申し出た
所、チタンは取り扱っていないので、金はどうか?と言われました。
私は、チタンにして頂きたいのですが、チタンはまだ何処の歯科医でも取り扱っているという訳では
ないのでしょうか?それは、なぜでしょうか?
ちなみにそちらでは、取り扱っていらっしゃいますでしょうか?
よろしくお願いします。
生体親和性に優れたチタンは、インプラントの素材としても使われています。
その反面、加工性が悪く、普及率が極端に低いこともあって設備費も高く一般の治療に
使用するメリットはほとんどないのが現状です。
かつて、自家製のインプラント素材として導入された医院もあるようですが、その数は
おそらく全国で数える程だと思います。チタンのクラウンを扱ったことのある医院自体
ほとんどないのではないでしょうか。勿論、私の医院でも経験がありません。
可能性としては、大手の技工所がチタンの金属床を扱っているところがありますので、
そのような技工所が出入りしている医院を探すのが現実的な対応かと存じます。
技工所のホームページでチタンを扱っているかどうかを調べて、そこから医院を紹介して
もらうか、医院に直接電話して取り扱いの有無を問い合わせてみるのが良いでしょうね。