日付、時間:Tue Apr 4 20:47:32 Japan 2000
氏名: YAMAUCHI
所在都道府県:静岡
職 業:会社員
年 齢:41歳
性別: male
質問:
3回目の質問です。いつもアドバイスありがとうございます。
左上7ブリッジの歯は有髄歯で有った為、隣の8は、以前かかったことのある歯医者さんで、
いつも歯肉が腫れぼったいので抜きたい旨を伝えて、昨日抜いて頂きました。
右上8はどうするかと言う事になり、虫歯でも無いしせっかく上下うまくかみ合っている歯を抜く
事は勧められないが、どうしても抜きたいのであれば一週間後に抜きますよ。と言われ、一応予
約はしました。 が、普通の歯同様しっかりはえてるし、この歳まで大した障害も無く来れたし、
時々重い感じがするのも気のせいだと言えばそんな気もするし少し迷っています。
今回どうして抜きたいと思ったかというと、治療(少し表面削ってつめただけ)した右上8が昔、詰
め物が少し取れて少し痛んだがほうって置いた事や、最近運動を始めたら疲れた時に少し重苦
しく感じる事があること。もう一つ、半年位前急に右顎が痛み物を右側で噛めなくなった事。(しば
らく左だけで噛んでいたら自然に治った)歯ぎしりも若い頃から激しいし、もしかしたら親知らずに
原因が有るのかと思ったりしたので、歯医者に通える時間的余裕が出来た今、万全の治療をして
おきたいと思いました。
歯磨きはあまり規則的にやる習慣もついていないので抜いた方が歯周病予防になるのかも・・・。
私の場合、出来損ないの歯では無いのかも知れない。老後充分戦力になるかもしれない。と、
もったいない気も少しする。抜いた方が残りの歯が長持ちするなら抜きたいし・・・。ちなみに歯の
手入れは良い方では無いのに現在これといった虫歯は有りません。骨が丈夫なほうかな。先生な
らどうすべきだと思われますか。
メールアドレス: k-yamauti@tokai.or.jp
ホームページURL: http://
基本的なスタンスとしては、「親知らずは極力早めに抜いてそれ以外の歯は一本も抜かない」と
いう姿勢ですが、当然状況によっては例外もあります。
40歳を過ぎて、たいしたムシ歯もなく上下かみ合っているということであれば多少考慮の余地は
あります。歯周疾患の進行状況や特に手前の歯の根管治療の状況やカリエス進行状況によっては
スペアとしての存在意義が十分あるかも知れません。ただ、多少なりとも違和感があるようですの
で、徹底した歯石除去により解消する状態であれば、親知らず保存を選択する場合もあります。
これは周囲の歯との相対的な保存状態の比較によって決断することで、保存決断は10%以下
のように思います。周囲の歯に致命的な欠陥がない限り抜歯の方向で考慮された方が良いので
はないでしょうか。
お伺いした範囲では、体質(歯質)的にかなり恵まれた環境のようですが、歯石の除去だけは
怠らないようにお願いいたします。