例え最善を尽くしても神経が炎症を起こしてそのまま回復しない場合も必ず有ります。
3か月前の治療

日付、時間:Fri Apr 28 3:02:15 Japan 2000    氏名: ジプシー   
所在都道府県:東京   職 業:学生   年 齢:21歳      性別: female  

質問:
三ヶ月ほど前にA歯科医院で左上の第2大臼歯(7)を虫歯と診断され銀の詰め物を しましたが、治療直後に歯がしみて仕方がないので相談したところ、液体を塗布してもらいその 時は痛みは治まりました。
しかし最近になって2週間位前から少し冷たいものを口に含んだだけで、またその歯がしみるよ うになりました。様子をみていたのですが痛みが治まらないのでB歯科医院に見せに行きました が(A先生は治療の際に説明がない事や、同時に治療した前歯の白い詰め物がもう取れてしま ったことなどで不信感を持ってしまったので他に行きました)、表面上とレントゲンでは異常が発 見されないため、詰めたものもう一度を削り取って見る必要があると言われました。
治療したばかりの歯をまた削らなくていけないと聞いて大変ショックなのですが、この場合この処 置以外選択が無い仕方のない処置なのでしょうか?
 歯の寿命には影響がないのでしょうか?
 今度こそ安心して治療が受けたいのでぜひご意見を聞かせて下さい。

メールアドレス: gogomomo@yahoo.co.jp   ホームページURL: http://

回答  ムシ歯が深く神経に近接している場合、できるだけ神経を保存する方向で治療するのが 原則です。しかし、例え最善を尽くしても神経が炎症を起こしてそのまま回復しない場合も 必ず有ります。
 最善を尽くしても必ずしも期待する結果が得られないことは避けられないとしても、不信感を 抱かれないような説明が不足していたことは問題だったと思います。

 今回の左上の第2大臼歯もそのような例だと思います。歯を削る前に前回同様、薬を塗るとか 消炎鎮痛剤を内服して歯髄の炎症を治める手立ても考えられますが、それだけでは良好な結果 を望み難い状況のように思います。また、歯をもう一度削って治療した場合、あくまでも神経を取 らない方向で治療して幸い炎症が治まったとしても同じことを繰り返す可能性を覚悟する必要が 有ります。
 現在の状況からは、回復不能な炎症で抜髄しなくてはならない可能性が高いように想像してい ます。

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