経過から原因を診断!!
歯髄の壊死

日付、時間:Fri Apr 28 17:17:39 Japan 2000    氏名: mami   
所在都道府県:神奈川   職 業:主婦   年 齢:34歳      性別: female  

質問:
こんにちは、質問があります。右上の歯なのですが、少しの冷たいものでも神経 がピキッとなったように痛むのです。2-3ヶ月前には暖かいものがあたると痛んでいた のですが、それがなくなってホッとしていたところだったので気になります。
場所は456あたりではっきりしません。半年ほど前に虫歯の治療をしたばかりのところで、 歯周病もそれほどでもないと言われてます。虫歯で歯が凍みている感じとは違う様なので すが何なのでしょうか?

メールアドレス: mamik@a2.shes.net   ホームページURL: http://

回答  “歯周病もそれほどでもない”とのことですが、歯周疾患が関与している可能性は常にあります ので徹底した歯石除去だけは最低でも行っておく必要があります。その上で症状の変化が認め られないようですと歯髄の変化に注目して対応を考えなくてはなりません。

 “半年ほど前に虫歯の治療”→“2-3ヶ月前には暖かいものがあたると痛んでいた”
この時点で歯髄の壊死があったものと想像されます。
 現在の“少しの冷たいものでも神経がピキッ”は、歯髄壊死から根尖病巣に発展したための 症状のように見受けられます。レントゲンでは確認できれば確実に根管治療ということになりま すが、時期的に未だ確認は難しいと思います。

   治療した3本とも全て悪いとは思えませんので、歯を打たいてみて一番痛む歯が原因だと推定 されます。半年前の治療後の経緯と現症から原因歯を特定して、思い切って根管治療を行うのが 最も早い解決の道ですが、「何も悪いところが見当たらない。もう少し様子を見ましょう」という対応 になってしまうかも知れません。その場合でも、痛みの経過だけでなくレントゲンによる経過観察 (2-3ヶ月毎)が絶対に必要です。

歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死 歯髄壊死