日付、時間:Mon May 8 15:21:14 Japan 2000
氏名: M.S
所在都道府県:北海道
職 業:会社員
年 齢:27歳
性別: male
質問:
先月上旬から、虫歯の治療と右下親知らずの抜歯を行っています。
治療の順序は、
1、左下第1大臼歯抜随と銀の被せ物
2、右下第1大臼歯に銀の被せ物(抜随はしていません)
3、右下親知らずの抜歯(本日5/8(月)抜糸予定)
以上の治療内容なのですが親知らずの抜歯後、左下第1大臼歯が物を噛んだり手で押すと
痛いです。(激痛まではいかないまでも結構な痛みです)それと、抜歯した親知らずの手前の
歯が手で押したりするといたみます。前回医師に聞いたときは、馴染むまで1〜2ヶ月は必要
ですよといわれました。そういうものなのでしょうか?
私は、歯根膜炎ではないかと思っています。
今回の治療工程です。
4/5 左下第1大臼歯抜髄と型取り及び仮詰め
4/7 コアを詰めて型取り
4/12 銀の被せ物
4/19 右下第1大臼歯の型取り
4/24 銀の被せ物
5/1 左下親知らずの抜歯(斜めに生えていて虫歯になっていました。)
5/8 抜糸予定
ご意見・ご感想:
先生のHPは親知らずの抜歯前に、いろいろ検索してたどり着きました。
私には、すごく勉強になり励みになります。
抜歯した手前の歯は、外傷性の歯根膜炎ですので時間の経過と伴に回復する可能性が高い
と思います。問題は反対側の抜髄した第一大臼歯ですね。
補綴物装着に伴う過度な咬合圧からくる外傷性の歯根膜炎ですと、咬合調整とか時間の経過
と伴に回復するかも知れません。いずれにしてもしばらくは経過をみることになりますが、どうして
も痛みが軽減しない場合には、抜髄時の根管治療に問題があったものと疑って改めて根管治療
をヤリ直す必要があります。
“咬むと痛い=歯根膜炎”ですが、問題はその歯根膜炎の原因が何であるかによって治療方法
が異なります。“医学の原点は原因の除去!”
返信:
早速の回答ありがとうございます。
昨日(5/8)に歯科医院の医師に歯痛を相談したところ、やはり抜髄した根の部分を再度消毒が
必要と言われました。現在、飲み薬も出ていて痛みは少し和らいだように思えます。
これからも、何かありましたら宜しくお願いいたします。
回答:
実際の状況を見ていないので確定的なことは申し上げられませんが、抜髄後根尖病巣が出来か
けていたところに根管を中途半端に触ったために根尖部の炎症が激しくなったように思います。
抜髄が的確であれば根尖病巣は出来なかったはずですし、今回の根管治療が的確であれば
多少の痛みは別にして起こらなかった痛みだったかもしれません。
根管治療に熱心な先生を探して、転院された方が良いかも?