日付、時間:Thu May 18 21:32:36 Japan 2000
氏名: Y・S
所在都道府県:静岡
職 業:学生
年 齢:21歳
性別: male
質問:
数日前のこと。上前歯にメタルボンドの差し歯を、色の選択がないまま半ば強引に
入れられました。自分の健康な歯と比較すると、どうしても若干の色違いを感じ気になります
(自分の歯よりも黄色に着色してある)。
残念なことに、本付けされていますが、何か良い方法はありますか?
なお、まだ他の治療で歯科医には行くようになっています。
保険内の場合、ある程度の色の違いはいたし方ない部分が有ります。反対にメタルボンドの
場合はかなり天然歯に近い色調を出すことも可能ですので、余程気になる状態であれば製作
されたドクターに相談すべきです。
色調を出すための厚みが足りないとか周囲の状況によってはどうし様もないような時もありま
すが、そのような状況にない場合にはもう一度作り直してもらうように交渉されてみてはいかが
でしょうか。
返信:日付、時間:Sat May 20 0:59:20 Japan 2000
ご回答に対し厚くお礼申し上げます。続いての質問で誠に恐縮でございます。
本付けしてありますので差し歯を壊して作り直す、との解釈でよろしいでしょうか?
色調を出すための厚みが足りない、とはどういうことでしょうか?
また、差し歯を壊さないで黄色の着色を減色する方法はありませんか?
1本7万円なので言いにくい点があることと、(厳しい先生なので)感情の問題になりたくないことも
ありますが。。。
回答:
例えば神経があるまま歯を削った場合には、どうしても削除量に制限がありますのでそれだけ
ポーセレンの厚みが確保できないので思い通りの色調が出せない場合があります。また、患者さん
の望みが白い歯であっても、プロの目から見て周囲の色調や環境からやや黄色めにした方が良い
ケースが多いようにも認識しています。
その辺の事情を製作された先生に伺って、どうしても納得できないようであれば再製をお願い
すべきだと思います。口腔内で色調を簡単に変える技術はおそらくないでしょうから、再製ということ
は差し歯を壊して作り直すことになるでしょうね。
感情のもつれは必ず生じると思います。「その分他よりも安い(全国的に最低価格に近い)」と
言われるかも知れません。再製作を迫る程に色調の違和感があるかということについてはもう
一度考え直していただきたいと思います。