日付、時間：Tue May 23 14:41:55 Japan 2000 　　 氏名： ばんないです。　　　
所在都道府県：東京　　 職　業：その他 　 年　齢：41歳　　　 　 性別：　female　　

質問：
こんにちは。今日は右下6のことでご相談します。つい最近、2月にセカンドオピニオン として訪ねた夫の主治医の先生からパノラマ付きの治療計画をいただき（末期ガンを宣告したも のの何処かでのたれ死んでいるのでは…といった感じで気掛かりだったのでしょう。ありがたいこ とですが）６７（左右上下とも）に関してワイヤー連結固定後早期にopeが必要とありました。
臼歯部については他の先生からもいろいろ指摘されていましたが、肝心の通院し始めた認定医の 先生なのですが、へミセクションしてあった歯を「いさぎよい抜歯」（左下６番ですね）と表現され、 上下の６とも隣りの歯へ悪影響を及ぼすのでその必要が出てくるでしょうのこと。内心、えっ〜 抜歯〜！（一般的にそのレベルなのはわかっていましたが…）。
他も「いさぎよい抜髄」をすれば歯槽膿漏抑制効果があるのでは…と思いつつ、さらにここでも エムドゲインやGTR法の話が出てきて、5回通院していまだ、いまだっ！です（スミマセン鼻息が 荒くなってます）、1回も期待の歯石取りは行われず、う〜んこの5回分の治療費で新幹線の片道 代はでたなぁ、積極的な治療はしてもらえそうだけどちょっとズレを感じるのが正直な感想です （世間から見ればずれているのは河田先生の方なのでしょう(^^;)）。
以前ご指摘のあった右下４あたりも時々滲みますし、河田医院でしたら３４５(６)７あたりは抜髄 して連結固定する時期にきているのでしょうか。６は先日仮歯のような詰め物をしてもらい様子を 見ています。おせんべいのような硬いものはちょっと恐くて噛めませんが（上の歯の方が調子良く ない気もします）痛みもなくなり小康状態です。今の先生はもう少し様子を見てみようと思いますが、 「あまりぐずぐずしている時間はないよ」という夫の主治医の言葉も脳裏をかすめ困惑しております。
毎度個人的なことばかりであまり他の皆さまの参考にはならず申し訳ありません。ご意見をお聞か せください。

メールアドレス： QWN00515@nifty.ne.jp　　 ホームページURL： http://

　一般の歯医者は無論のこと、歯周病学会の認定医の中でもかなりずれている私からみれば、そこ まで手術をあせることもありませんし、エムドゲインや GTRも理論的に信頼できる術式とは思っておりません。
　反対に、しつこい象牙質知覚過敏やある一定以上進行した歯に対しては積極的な抜髄を 推奨しています。繰り返し言わなっくても十分ご理解いただいているようですが(^ｏ＾）ｙ−〜〜゜゜゜

　確かに、左下を除いて６番７番はそろそろ手術の対象かなという気持ちもありますが、その前に 積極的なスケーリング（麻酔下）と状況によっては抜髄で10年近くは大丈夫？と思っております。 小臼歯につきましては知覚過敏の程度にもよりますが、薬剤塗布とか消炎鎮痛剤の内服で改善 の見込みもありますのでできるだけ抜髄は回避したいところです（右下４番だけは抜髄の必要 があるかも知れません）。
　有髄歯のままでの手術は極端に予後が悪いので手術するなら抜髄の上。それよりも歯石の除去 を推奨したいところですが、なかなか進まないようですね。

ご感想：Wed May 24 13:56:43 Japan 2000
早速のお返事ありがとうございました。私のような人が初診で行ったら、どこの 先生も困った患者が来たと思われることでしょう。河田先生の臨床例の多さ、経験の確かさからくる お言葉に励まされた気がします。
今日は認定医の先生の所で、血圧を測り笑気鎮静法のテストを行いました。こんなに丁寧なのはち ょっとびっくりでしたが、（河田先生の麻酔の注射はかなりワイルドでした。（笑））次回は歯石除去に 入るそうなのでひとまず肩をなで下ろしたと言った具合です。

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