“腫れ物に触る”と痛いのは当たり前。
根管治療の痛み

日付、時間:Wed May 24 1:23:01 Japan 2000    氏名: F.S   
所在都道府県:神奈川   職 業:会社員   年 齢:27歳      性別: female  

質問:
今、根の治療で通院していますが、不安に感じるので質問します。
4日前に根を貫通させる作業まできたのですが、針を根の深くまで突き刺す治療でした。この時 の治療はとても痛く、その日は何も手がつけられない状態でした。この時の先生の話しでは、 1日たてば痛みも消えるということだったので薬をもらってなんとかしのぎましたが、翌日になって も痛みは消えず、ほおが腫れあがってました。それから2日経ちますが症状は変わらず、腫れも ひどくなるばかりなので、今日、歯科医院に行きました。
貫通した事で根が膿んでしまっているようです。これ以上腫れるのであれば、麻酔を打って切るし かありませんと言われました。根の治療(貫通させる時)は激しい痛みのある治療なのでしょうか。 もし膿がひかないのであれば、切るしかないのでしょうか。歯科医院に行くのが、怖くなってしまい ました。治療の途中で医院を変えても大丈夫でしょうか。

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回答  “腫れ物に触る”という言葉にもありますように、炎症が強い時に炎症部位を触る(治療)する ことは、炎症のない(治まった)時期に治療するのと比べて数倍の痛みを伴います。根の治療 が常にそのような痛みを伴うかというと、答えは“No!”。

 治療中の痛みは炎症の強い時期だったようですのでいたし方のないことのようですが、問題は 術後の痛みですね。炎症の原因である根管内の汚物が完全に除去されていれば、炎症は速や かに治まるはずです。それが治まらないとなると原因がまだ残っていると推定されます。その原因 を排除した上での膿の貯留を切開することは有効かも知れませんが、原因を残したままの切開は 何の役にもたたないか一時しのぎ程度の効果しか得られないと思います。
 根管治療の熱心な先生を捜し当てて治療しなおしていただくのが最善ですが、そのような先生を 探し当てることもまた至難の業かも知れません。

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