知覚麻痺は、状況と治癒経過の相関が非常に不明瞭です。
抜歯後の麻痺

日付、時間:Fri May 26 0:41:24 Japan 2000    氏名: 福岡 栄子   
所在都道府県:石川   職 業:主婦   年 齢:58歳      性別: female  

質問:
今年の1月25日左下の親知らずを抜歯しました。その時点から舌の左半分に麻痺が 生じて4ヶ月がたちます。食べ物の味や温度も感じられず非常に不愉快でストレスになっています。
医師に言ったのですがしばらく様子をみてください 治すてだてがありませんのでというのですずっ と以前にも右下の親知らずも抜歯したのですが異常ありませんでした。このまま治らなかったらと ても辛くて我慢できません。私は今後どのようにしたらいいのでしょうか どうか助けてください。

ご意見・ご感想:
パソコンは初心者で思うように書けません。ほんとうに困っているのでこの ページ見つけることができましてとても嬉しくおもいます。どうかよろしくお願いします。ホームペー ジアドレスとありますが初心者でよく分かりません。あしからず・・・

回答  抜歯後のしびれは、全国レベルでみると日常のことのようですが、 1医院当たりですと非常に稀なことです。私も含めて経験が少ないので、状況と治癒経過の 相関が非常に不明瞭です。

 抜歯後の痛みについては経験も豊富なことと、回復が数日単位ですので患者さんにとっても 納得し易いのに比べ、神経の損傷は回復が数か月単位であることとバラツキが大きいので説明 に対する結果が一致し難いことが不安を増長しているように見受けられます。

 誰しも速やかな回復を願っているわけですが、期待も含めて比較的早く回復した人を想定して 説明する傾向にあるような気がします。その説明通り回復したものについては不安が少ないと 思いますが、説明(期待)に反して回復傾向が認め難いものについては不安がより大きくなって しまうようです。
 回復が非常に遅い場合でも数年単位では、“徐々に薄れてくる”程度の回復が見込まれることと 、西洋医学的な手法では直接回復を計る手立てがないことを前提として対応していただきたいと 思います。自然の回復力を増す東洋医学的な手法の中には有効な手立てもあるようですが、確実 な方法はないように認識しています。

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