日付、時間:Fri May 26 2:09:39 Japan 2000
氏名: トランペット
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:30歳
性別: male
質問:
この度、歯列矯正をしようと思案中のトランペット吹きです。
質問は、金管楽器の演奏が、歯列矯正と平行しておこなえるのかどうか、ということです。金管
楽器の演奏は、唇を振動させて、金属の筒状のマウスピースから、振動音を発する、というもの
です。
原則では前歯に押し当てないように唇を振動させますが全く圧さない、ということは出来ません。
唇の振動は、矯正(歯の移動)に影響はあるのでしょうか?
また、器具をつけながらの楽器の演奏が出来るのかどうか、もしご存知でしたら、教えていただけ
ますでしょうか?
メールアドレス: atrsh@yg7.so-net.ne.jp
ホームページURL: http://
“為せば成る”的な考え方からすれば、矯正装置があっても演奏はできるでしょうし、演奏による
口唇の圧力があっても矯正は可能だと思います。しかし現実の問題としては、双方に結構大きな
障害があるものと思います。小中学校のクラブ活動程度のレベルであればクリアできる範囲の
障害だと思いますが、プロのレベルになるとちょっと想像がつきません。
原点に帰った話で申し訳ありませんが、30歳になって本当に矯正が必要なのでしょうか?
平均通り推移すると歯周疾患で、50歳も過ぎれば歯周疾患で抜歯に追い込まれる状況で、あえて
矯正をして歯の寿命を縮める結果になることを危惧します。
抜歯して入れ歯にでもなると、それこそ矯正装置以上に演奏に支障をきたすことが想定されます。
私の立場からは、矯正よりも歯周疾患の進行をコントロールする方がはるかに大切なことのように
思います。