値段の差ほど変わらない、歯科補綴物。
保険外の補綴物

日付、時間:Mon May 29 17:18:08 Japan 2000    氏名: ナカジマ   
所在都道府県:東京   職 業:会社員   年 齢:39歳      性別: female  

質問:
はじめてメールします。
 現在左の奥歯第1臼歯を抜いて、両側の歯にブリッジを架ける事になりました。 歯科医の方か ら保険適用外ですが、総額30万円位になるブリッジを勧められています。全てを保険適用内で 治療すれば、5〜6千円位/保険適用外だと「20万円・30万円・40万円ランクのブリッジ」があ るそうです。ただ、その時見せられた用紙には、ただアルファベットの記号が書かれており、一本につ き4万円といった感じで金額しか書かれていませんでした。
「これだけでは良く解りません、保険適用内と外では具体的にどの位違いがあるのですか?たと えば保険適用外のものは、保険適用内と比べて桁外れに高額になるようですが、後々そのブリッ ジ及び歯が何十年も、もちが違うのでしょうか?」とお聞きした処、
一概には特に大きな違いがあるとは言えないとの事。 「もつかどうかは、その後の手入れにより ます。」と言われました。  保険適用内と外では、一体何がどの位違うのでしょうか?例えば保険 適用内では、適用外の場合と比べてブリッジも、ささえている両側の歯も早くダメになる等、症例が あるのでしょうか?何を選べば良いのかわかりません。 どうか教えて下さい。 又、「もっと解りやすい一覧表のようなものはないのでしょうか?」と聞いた処、そういったものは 置いておりません。との事でした。30万円といえば高額です、保険適用内と比べれば「軽く6倍 近く」値段が違いますよね。その分6倍も、その後の歯のもちが良いのなら是非お願いしたい処 なのですが・・…。詳しい素材やその長所/短所 等、具体的な見積もり等も知りたいと思うのです が、そこまで皆さん、詳しくは説明して頂けないものなのでしょうか?
なにか選択する目安など、ありましたらどうか教えて下さい。よろしくお願いします。知りたいと思う のですが、歯医者さんとは皆さんこんなものなのでしょうか?

ご意見・ご感想:
歯医者さんに通うようになってから、時々拝見させて頂いております。現在か かっている歯医者さんには、中々納得いくまで質問出来ず、このHPを参考にさせて頂いております。

メールアドレス: n-nakajima@nick.co.jp   ホームページURL: http://

回答 補綴物の寿命は、脱離,二次カリエス,根の治療,歯槽膿漏など の要因で左右されます。

 一方、保険内であれ保険外であれ、精神誠意製作した補綴物の違い は使用する 金属や材質の違いだけです。従って、担当医のおっしゃ るように「手入れ次第」というか後々の手入れによってその寿命が左右される要素がほとんどで す。仮に同じような手入れをしたとすれば少しは保険外の方が良いとは思います。但し、6倍とか 10倍も違う値段の差ほどは違わないと思います。
 その辺を考慮すると、私は保険内の治療で十分だと思っています。そこで一番注意しなくては ならないのは、保険内と保険外を差別するために、保険内の治療を手抜きするケースです。そこ だけを確かめて無理のない範囲でご自身の価値観で判断して下さい。

返信:
 おはようございます。 早速お返事ありがとうございました。
拝見して、保険適用内でお願いしてみようかと言う気持ちになりました。値段程の差がないのなら、 その後の手入れを気を付けて、定期検診すれば良いですよね?

  >そこで一番注意しなくてはならないのは、保険内と保険外を差別するために、保険内の治療 を手抜きするケースです。そこだけを確かめて無理のない範囲でご自身の価値観で判断して下さい。

これって歯科技工士の問題ですよね?(治療にあたる歯医者さんも?)
手抜きされるかどうかを事前に確かめる方法って、何かあるのでしょうか?
まさか面と向かって聞く事も出来ないし・・・・・・・・(^-^;) もし、参考になる事柄があったら教えて頂けないでしょうか?
是非、よろしくお願い致します。

回答:
 技工士の問題ではありません。最終補綴物製作(型採り)以前の基礎部分のことです。 根管治療や土台(支台築造)を作る時の手法などが該当します。普通、根管治療は保険内、支台 築造以降が保険外の取り扱いになっています。「保険内だから根管治療はこの程度」とか「ムシ歯の 罹患部分の除去はこの程度」みたいな感じです。材質はともかく強度面では保険内・外を問わず 補綴物の寿命を大きく左右する土台部分までの治療は同じはずです。従って最終補綴物の違いは 使用する金属の違いだけのはずですが、この土台部分に差をつけて保険外の良さを強調することが ありますので注意してください。
 対処方法としては、「基礎部分はどこまでかを確認して、そこまでの治療方法は同じですね」と念を 押しておくのが良いのではないでしょうか。

返信:
おはようございます。
早速、御返事読ませて頂きました。 たいへん参考になりました。 ありがとうございました。 今後もHPにおじゃまして、歯の勉強をさせて頂きたいと思います。 HPを楽しみにしています。

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