日付、時間:Tue May 30 0:30:44 Japan 2000
氏名: KJ
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:33歳
性別: male
歯肉移植は、審美的な回復であって 決して根本的な解決方法ではありま せん。 |
メールアドレス: kju@mx1.ttcn.ne.jp
ホームページURL: http://
後退した歯茎の部分というのは、歯周疾患に罹患して異物化した歯根部分を生体外に放り出した
と解釈してください。
最後のトドメは指の爪だったようですが、それがなかったとしても何れ同じ運命をたどったものと
思われます。歯周外科処置の得意な先生ですと 、人工歯肉や
自家歯肉の移植によって回復を図るかもしれませんが一般にはあまり
普及していないと認識しています。また仮に歯肉移植によって改善を計ったとしても、所詮生体が
異物と認識した場所ですので長期的には必ずしも満足できる回復が望めないかもしれません。
大切なことは“退縮した歯肉を如何に回復するか”より、今のままでは他の場所も同じ運命を
たどる可能性が非常に高いということです。歯周疾患の進行抑制とメインテナンスに最大の
努力を計ることをお勧めいたします。
返信:
こんなに早いレスポンスがあるとは大変有り難く存じます。
良く理解しました。歯茎で良かったぁ などと、思いふけています。生体が異物と判定したなんて、
ヘビーな表現にちょっと驚きましたし。他の歯まで同じことにならぬよう、努めます。