日付、時間:Thu Jun 1 0:37:09 Japan 2000
氏名: T.N
所在都道府県:東京
職 業:学生
年 齢:16歳
性別: male
質問:
約一年前、歯性上顎洞炎と思われる症状になりました(自分で本で調べました)。
症状としては、片方の鼻からかなり濃い色の鼻水が出て、鼻づまりもあり、鼻水が出る方の歯も
痛かったんです。でも、その時にしばらく放っておいたら、何ともなくなってしまいました。それです
っかり忘れていましたが、一年たった今、また同じ症状が見られるようになりました。
そこで質問なのですが、歯性上顎洞炎というのは、多少痛いのをを我慢すれば、すぐ治ってしまう
ものなのでしょうか。それとも、去年のは偶然で、本当は治療しなければいけないものなのですか?
また、放っておくとどのようなことになってしまうのでしょうか?よろしかったら教えて頂きたいので
すが...
ご意見・ご感想:
こういうページがあるのは初めて知りました。けっこう心強く思えます。
メールアドレス: n-283@topaz.ocn.ne.jp
ホームページURL: http://
“歯性上顎洞炎”というのは、歯に原因があって(通常根尖病巣)その炎症が上顎洞(副鼻腔)
に波及したものです。歯に何ら原因がなくっても、上顎洞に炎症があれば近接する歯が痛みを
感じます。年齢的にも歯に上顎洞炎を起こす程の異常があることは稀ですし、状況からも“歯性”
であるかについては疑問です。
歯科的な原因の有無を確かめた上で、いわゆる“蓄膿症”を疑って耳鼻科的な治療を優先する
必要がありそうです。
炎症は原因が存在し続ける限り、体調の変化に影響されながら発症と消炎を繰り返します。原因
を長々と放置して、難治性になる前に早めの原因除去を心がけることをお勧めいたします。
返信:
昨日掲示板で質問させていただいた者です。
お答えしていただいて、本当にありがとうございます。
先生に聞かなければ、全く放っておくつもりでした。
あれだけのページを運営するのは大変でしょうが、頑張ってください。