見た目の美しさは大切です…年を取っても機能的で健康な歯があること!… それも美しさです。

“ 連 続 抜 歯 ”

連 続 抜 歯
症例によって多少手順が異なります
 歯列矯正の一部として,または前処置として小学校低学年時期に行う処置です。

実に恐ろしげな呼び名の通り、小学校1年生ころから3年間程の間に10数本の歯を順次抜いていく 治療です。

 スペースが確保されていない状態で、永久歯が萠出すると永久歯は捻れたり飛び出した状態に なります。これが続くと歯並びは乱れます。 そこで永久歯の萠出場所を確保するために、あらかじめ隣の歯を順次抜いていくのが連続抜歯です。

 乳歯は、前から順番にA,B,C…と数えます。同様に永久歯は1,2,3…。ですから、 Aが抜けて1が生え、Bが抜けて2 etc, 永久歯の萠出順位は1→2→4→5→3。

そこで治療開始時期にもよりますが、1が生える時にB。2が生える時にC。 4,5は自然に生え変わるとして、一応綺麗に並びます。ところが、最後に生える3(犬歯) のスペースが全くありません。 歯科医学的に犬歯は非常に重要ですので、生えたばかりの4(第1小臼歯)を抜いて 犬歯のスペースを確保します。 しかも、上下、,左右を同時期に行います。この永久歯萠出時期が小学校低学年にあたります。

 これで納得出来る歯並びであれば、矯正装置を着ける必要がありませんし、また後で矯正するに しても非常に楽になります。話が複雑で理解し難いとは思いますが、子供さんの納得を十分 得るためにも家族で十分話し合って決めて下さい。 費用は保険の範囲ですので問題はないかと思われますが、一連の歯を抜いたあと、 次の歯を抜くまで半年ほど待っていただいたりもしますので継続した治療管理が必要です。

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