治療に対する不安と不信は説明不足…それと患者さんの理解の不足…

地球環境

切開・排膿後の注意

歯肉の一部を切開し、貯留した膿を出す医療行為です。

 基本的には、ニキビを潰したのと同じです。ニキビの芯に相当する部分(歯の全体,或は一部) は取っていませんので症状は一時的に回復しますが、 根本的な原因を除去しない限り何時か必ず再発します。

 原因は大きく分けて2つ考えられます。

  1. 歯の神経の入った管の中が腐敗し、根の先端部分に膿を持つ状態になっているか、歯の根に ヒビがあるとか割れたり、または穴があいたり…

  2. 歯の周囲にこびり着いた歯石(装着時のセメントや汚れなども)により周囲に膿を持つ状態に なっています。

歯石等は今回の治療で完全に除去されている可能性もあり、半永久的に治癒とみなされるケースも あります。一方、根管内の腐敗等の場合には、症状の改善を待ち改めて根本的な治療をする必要が あります。 従って出された化膿止めの薬は必ず飲むよう心掛けると同時に、痛みがある場合には変に 我慢なさらずに鎮痛剤を使用して下さい。

 しばらく様子をみて症状が治まらない場合は、より根本的な治療を心がけましょう。

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