考えてみて下さい。10歳頃歯が生えたとして…15歳くらいまでは抜髄することもなかった
と思います。それが何時の頃からか、歯医者に行くたびに抜髄を繰り返して、24歳の時点で
6本抜髄→この先10年で何本の抜髄が待ち受けていることやら _(^^;)ゞイヤー
メインテナンスの結果は、12年間で抜髄ゼロ。年に1回くらいはムシ歯を発見して数本の
初期ムシ歯や二次カリエスを治してきました。その積み重ねが、ちゃんと結果を出していま
す。このような傾向は、若い症例で多く見かけます。その多くは、“若いのに歯槽膿漏”と
いう人たちです。今現在30歳代の10年・15年経過した症例では、驚くほど無髄歯が少ない
ことに気づきました。
そんな人たちが80歳になったら、驚くほどの美しさであることを予感します。もっとも
その頃には私は天国に行っていると思いますが…。
過去のことはともかく、今悪いところは抜髄でも抜歯でもして、治療終了後の状態をその
まま20年・30年タイムスリップさせることは十分可能です。二度と痛い治療をしなくて済む
ように歯医者の利用方法を考え直してください。
「何も治療しないのが最善の治療」
「治療しなくて済むための治療」