○ 河田克之、大塚秀春、市村 光、下島孝裕、池田克巳
明海大学・歯学部・歯周病学講座
(主任:池田克巳教授)
(受付:平成8年5月31日)
Katsuyuki KAWADA, Hideharu OTSUKA, Koh ICHIMURA,
Takahiro SHIMOJIMA and Katsumi IKEDA
Department of Periodontology, Meikai University School of Dentistry
(Chif: Prof. Katsumi IKEDA)
1-1 Keyakidai, Sakado, Saitama, 350-02, Japan
(Received for Publication: May 31, 1996)
象牙質知覚過敏症は、歯周疾患進行に伴い多くの症例で発現する。
象牙質知覚過敏症は、単にプラークコントロールの妨げとなるのみならず、
ときとして歯周疾患治療の大きな障害となる。
象牙質知覚過敏症をコントロールすることは、歯周疾患治療を行ううえで重要であり
多くの治療方法が試みられている。
このたび、歯周疾患を伴う象牙質知覚過敏症に対してNd:YAGレーザーを応用し、臨床上、
良好な治療効果が得られた。