このコーナーでは、日常臨床で疑問に感じた事例を紹介します。

金属アレルギー
現代歯科医学の盲点


日付、時間:Fri Apr 6 18:39:01 Japan 2001    氏名: アイ・プランニング サービス梶@  
所在都道府県:熊本   職 業:歯科関連   年 齢:40歳      性別: male  

ご意見・ご感想:
医療現場の問題点★金属アレルギー★

パッチテストでは無く疑わしき金属を電流測定するシステムを開発致しました。

メールアドレス: ips@ips-japan.co.jp   ホームページURL:


日付、時間:Sun Aug 27 22:14:36 Japan 2000    氏名: 佐藤慶子   
所在都道府県:東京   職 業 :その他   年 齢:55歳      性別: female  

前略
 ご丁寧にメールを頂いていると思いませんでしたが、ありがとうござ います。メールを見る前に、先程1時間ほどホームページを見させていただきました。 それでも読みきれませんでした。
最初に書き込んだのは、歯科材料砒素を検索し、僅か2ヶ所ほど見た後でした。とても詳しいHPを お作りになられているので今回驚きました。全部は読めなかったのですが、とても良いHPを見せて いただいたと改めて思いました。いずれにしても私個人は、時間を掛けても歯を全部やり直しなの で、歯周疾患に関しても、時間を掛けて再度読ませていただきたいと思っています。

 金属アレルギーは、今回読ませていただきましたが、アレルギー傾向を多くの人が持つ現在では、 今後ますます大きな問題になっていくと思います。かって、歯の金属が口の中の粘膜に触って粘膜 に穴があく、といってもどの歯科医も否定しました。歯茎がザラザラになるのも否定されました。 口腔が炎症を起こすのも否定されました。舌の金属に当たる部分が炎症を起こすことも否定され ました。歯医者が歯しか見えないことに疑問をかんじていました。たまたまそうした歯医者に出会っ ていたのだろうと思います。

炎症の原因はアレルギー
 今までは、まだまだ歯科材料の与える影響に対する分析が進んでいなかったのではないかと思 います。今の主治医によれば、私の治療した約30年前頃のアマルガムは、水銀の含有量が多か った時期らしいのですが、時代の流れによって使用された歯科材料も流れが有ると思います。
 鉛、水銀、砒素など人体に影響する歯科材料を使用した治療をしている場合、ある時点で、やり 直しを歯科医に相談した方がいい時期があるだろうと考えます。そうした時代の流れに即した治療 を総点検する方法が掲示されていると、非常に参考になると思います。
 知人は、テレビ番組で知り、アマルガムを取り除き、体が改善したそうです。なんとなく不調、具合 の悪い状態であるのを私も知っていましたが、取り除いた後、熊笹のエキスを飲み、激しい反応を 起こしながらも、1ヶ月後には改善したようです。
歯に使用される金属、プラスチックなど、それらがどのように人体に影響を与えるのか、客観的に 資料や論文があれば知りたいと思います。東京医科歯科では、アレルギーを誘発する歯科材料の 金属のイオン化を扱う様になっているようですが、医師は2名のみで、診てもらうには紹介状が必 要です。しかし、いずれ私は自分の歯を点検したいと考えています。
 こうした歯科材料の持っている特徴の資料公表は、歯科医にとってはマイナス要素と思われる かもしれませんが、いずれにしてもこうした金属の使用などが問題になるのは時間の問題だろう と思います。新しい歯科材料が現れた現在では、再治療をすることは、患者にとっても歯科医院 にとってもメリットのあることだと思います。

コンピュータ
情報の共有
 NECパソコンののマウスを使用するようになって確実にプラスチックアレルギーになっています。 今回あちこちのHPを見て、レジンという材料がプラスチックなのをしって少し考えはじめました。 現在の歯科医に全体的に総体的に相談すべきだろうな、を考え始めています。  歯の治療は、歯その物だけでなく、口の中全てが歯科の分野ではないかと思います。 木を見て森を見ず、森を見て木を見ず、が現代医学の盲点と思います。
河田先生は、口腔科もご専門のようなので、患者さんはより広い視野で歯を見て頂けるので 幸せと思います。

 私は、むち打ちをやったために、顎関節は開かず、そのため歯磨きすると吐き気がし、歯はおざな りでした。歯を磨く代りにたまに歯医者で歯石を取ってもらいにいってましたが、もう少し歯医者の 選択をすべきのような結果でした。時間を見て歯周病のページをとっくり読ませていただきたいと 思っています。そして再度、トライしてみたいと思います。

 現代の患者は、本当のことを知りたい人種も現れていると思います。金属治療をして数十年経過 した患者は、いずれにしてもアレルギーの問題を抱える要素は十分あります。先生の治療が歯周 疾患ご専門と思いますが、貴医院のますますのご発展をお祈りしつつ、アクセス者の一人として 今後も興味深く読ませていただきたいと思います。
大変参考になりました。ありがとうございました。

感想:
 “アレルギーが炎症を起こす”ということは当時信じられないというよりも、歯科医の常識外だった と思います。少しおぼろげながら感じているのが現在の状況のようです。
もう一歩踏み込んで、“炎症の原因がアレルギー反応”まで理解が進めば歯科医療も随分変わる と期待しています。このコーナーの設置理由も、またこのホームページ自体がそのことを訴える のが本来の趣旨です。貴重なご意見ありがとうございます。


日付、時間:Thu Jan 25 15:49:59 Japan 2001    氏名: 加藤 朱美   
所在都道府県:大阪   職 業:主婦   年 齢:43歳      性別: female  

医療現場の問題点★金属アレルギー★

ご要望:
はじめまして。私は、コバルトの金属アレルギーがあります。枚方市の厚生年 金病院で歯の治療中です。水銀アマルガムは、全て除去してもらいましたが新たに1本入れ ていただいた金属があります。もともと湿疹があったんですがひどくなっています。金属アレ ルギーがあるのに金属しか入れられないなんてつらいです。 セラミックやチタンに どうしてしてくださらなかったのか疑問です。かなり高くつくからなんでしょうか。 せっかく、いれてもらったのにどうしていいかわかりません。

回答:
 歯科の医療現場において、金属アレルギーは市民権を得ていないようです。高くても面倒であっても 解決方法に光明があればもう少し積極的に動けるはずですが、設備と実績がないために何を使えば 最善かが見えていません。