歯槽膿漏のことです。歯槽膿漏とはその名の通り、歯槽部から膿が漏れて、
歯がグラグラ、お口が臭い!歯医者に行っても諦めて下さい抜き
ましょう、50を過ぎれば皆入れ歯、そんなイメージの怖い病気。まさか自分だけは…
そう思っていらっしゃると思います。
原因は、
歯にこびりついた汚れです。
この汚れが年々成長して歯の周囲の骨を腐らせて、最後には歯が脱落してしまいます。
従って、歯が生えた直後からもうはじまっています…
誰でも例外なく!
歯槽膿漏のイメージが、世間一般に末期だけを指しているのでこれでは
いけない、名前を変えて初期の段階から予防しようとイメージチェンジし
ましたが今一つ定着していない様です。
統計的に歯の喪失原因をみるとムシ歯50%・歯槽膿漏の50%歯科の2大
疾患と並び称されていますが、ムシ歯は10年に1本、
歯槽膿漏は50歳代の
10年間にまとめて、10〜20本の歯を奪います。
おまけに気が付いた時には手後れで、成す術が無いのが一般的です。
「歯の1本や2本」と言う考え方では、この恐ろしい歯槽膿漏で全ての歯を失ってしまいます。
反対に歯槽膿漏さえきっちりコントロールされていれば、ムシ歯で例え4本〜6本歯が無くなっても
物を咬むのには影響なく、全身の健康も十分保つ事が可能です。