保険規則の問題点
療養規則の改正をすみやかに


INDEX

 要 旨 

前歯の治療 前歯の治療を例に初診時からの流れに沿って治療費の矛盾を解説
形 成 料 前歯と奥歯の形成料の違い
メタルボンド 前歯は保険が効かない??前歯は贅沢品
インプラント 日本全国の歯科医が一律に手術する能力を備えていないので保険は見送り?
補綴物維持管理料 補綴物装着後2年間は装着した歯科医師の責任
入れ歯の調整 治療のたびに異なる入れ歯の調整料
歯周組織検査 歯槽膿漏治療は敬遠。来院のたびに検査?
永久固定 歯槽膿漏治療を阻む最悪の規則
メインテナンス 保険規則ではあまり永く続いた初診を極端に嫌います。
複雑すぎる規則 人間の理解能力をはるかに超えた複雑な規則。初登場!
初診料 初診料の扱いだけでも3種類。初登場!
メインテナンス継続 長年続けば何時か破たん。一度途切れると再乗車は不可能?初登場!
エムドゲイン これを使うと歯槽膿漏に関わる全ての処置が保険外扱いとなります。初登場!
抜髄時の抗生物質 れっきとした外科処置なのに認められない抗生物質投与。初登場!


 "医療不信"私たち医療に携わる人間にとって非常に耳の痛い、また不愉快な言葉の 響きです。人間失格の烙印を突きつけられたような響きに聞こえるからです。

確かに私たち医療人の中にも人間失格のような人もいるでしょうが、それは極一部、しかも他の どの業種と比較してもその確率は極めて低いと自負しています。
私たちの日常と心の葛藤を真剣に見詰めていただければ"医療不信"の大半は消滅するはずです。

医療不信の原因を大別すると以下の問題点があります。
@ 人間性の問題
A 診断力の問題(勉強不足)
B 技術的な問題
C 説明不足
D 保険の規則に起因するもの
E 患者さんの知識や理解不足

このコーナーではD番目の保険の規則に起因する問題点を提示します。


このコーナーでは、日常臨床で疑問に感じ保険療養規則の問題点を紹介します。